「大切にされる人」94のヒント 斎藤茂太

家の本棚を整理していると、気になるタイトルの本が。
知的生き方文庫の
”なぜか不思議と人に好かれる「大切にされる人」94のヒント”
~「かけがえのない人間関係」をつくる会話術・行動術~を読みました。
著者の「斎藤茂太」さんは、斎藤茂吉さんの息子さん。
2006年に90歳で亡くなられていますが、
精神科医で随筆家でいろいろな本を書き残されています。
私も40代後半になって、人生経験だけはそれなりに増え、
いろいろ失敗を重ね、学び、
その上で我が家の主人が購入したであろうこの本を
手に取り読んでみたのですが、
この年になると「うん、うん」と
共感できるところが多く、とても勉強になりました。
仕事の話だと・・・
”どんな「簡単な仕事」でもひと工夫できるのが有能社員”
”「ほめ名人」の言葉の妙技”
”相手の立場に立てる人の、「ちょっと先を見る」仕事術”
”何でも効率化人間の致命的な間違い”
すごい、わかります。
対人の話だと・・・
”あなたの「大切にされている度」はここでわかる!”
身近な人を大切にしている人は、
逆にどれだけ大切にされているかをはかる
バロメーターになるとの事、なるほど。
”何かに「こだわっている人」の不思議な吸引力”
継続、こだわりは人を引き付ける魅力が生まれる。
家族の話だと・・・
”あ・うんの呼吸でわかってほしい」・・・・・それはムリな注文です”
相手との違いを楽しみながら付き合う、
それが相手を大切にしているということ、そうですね。
”心配してもらったぶん人の心と体は強くなる”
愛情は何よりの栄養、本当にそう思います。
夢の話だと・・・
”手の届きそうな夢を追いかけている人の突破力”
これは、そうだなと実感。息子を見ていても感じます。
さっと読めるけれど、人生の歩き方のバイブルのような本でした。
|
-
前の記事
コロナ禍の中で家族一緒の大事さを知る 2020.12.20
-
次の記事
猫と引越「みい」ストレス?! 2021.01.25